ダイナミックな自然景観が印象的。かつて火山島だったことから、高低の起伏が激しく、海岸には自然のアートとも言える奇岩や怪礁が連なります。島の歴史は古く、後醍醐天皇が遠流されたのもこの島。
島前で最も広い平野があり、名水百選に選ばれた湧き水にも恵まれています。昔から海産物の宝庫で、平城京跡からは海士町の「干しアワビ」が献上されたことを示す木簡が発掘されています。文豪・小泉八雲が滞在した記録も。
隠岐諸島で最も小さく、最ものどかですが、かつては本土と往来する船が必ず寄港したほどの要港。日本の火山の中でも古い地層で覆われており、標高325メートルの赤禿山からは、島根半島、島前、島後の大パノラマを味わえます。
隠岐諸島最大の島。西郷さいごう、都万つま、五箇ごか、布施ふせ、中村なかむらの5地域から成っています。周囲約100キロ、車なら2時間で1周でき、日本海の荒波に削られた断崖絶壁が壮観。隠岐固有の動植物豊富です。